Archive for 2月, 2007

2007/02/28

『金色のコルダ ~primo passo~』 Opus 21

共同作監に名を連ねていた“野田めぐみ”さんは
こっちじゃなくてあっちの作品をいつやってくれるのかと!
歌うように作監してくれと!
 
 
練習を再開した香穂子のヴァイオリンを耳にしたみんなが、下手だ、ヒドい音だ、などと評しながら彼女が戻ってきたことを喜んでる様子が気持ちいい。できればレギュラーキャラ以外の音楽科の生徒にも何人か肯定的に耳を傾ける者がいてほしかった気も。
 
魔法のヴァイオリンを使っていることにずっと引け目を感じていた香穂子だったが、その特別な力を失ったとき、演奏することの楽しさに巡り合わせてくれたそれに感謝し、今まで助けてくれていたことに応えるために逃げないことを選択して、魔法の、ではなくなってしまったヴァイオリンを構えて、しっかりと自力で立っている姿が清々しい。
ヴァイオリンの魔法力を、ただ否定して手放すのではない形で次のステップへ進んでいるというのが良い。
オレはこのシリーズ構成、嫌いじゃないよ。
っつーかオレは吉田玲子が好きなのか藤咲あゆなが好きなのか、悩み始めているところである。
 
 
香穂子がコンクールに優勝することはあり得ない、というかそうしちゃいけないと思うが、さて最終的にどのあたりに着地させていくのか。楽しみだ。

2007/02/26

『サモンナイト4』

やっと1周クリアだよ。50時間とかいってるよ。サイテーだ。ねらったEDは見られなかったしな!
 
 
さすがに『うたわれるもの』よりは、やり応えがあった。且つ、色々やり込み要素がある割には、プレイに間を空けてしまって再開したときにも比較的、楽に以前のプレイ感覚を取り戻せる程度なのは大いに助かった。
 
 
ただその“やり応え”というのは飽くまでS・RPGとしての話で。
シナリオは小振りな感じ。このシリーズをプレイするのは携帯機用を抜かせば『2』以来なんだけど、こんなもんだったっけ?どこまで“わざと”なのかは量れないけど、一地方都市で起きた一悶着、っていう程度のスケール感。たとえ舞台がひとつの街限定でも、その周りにある世界を感じさせることはできると思うんだけどなあ。ただ世界、といっても、一足飛びに別次元とかになっちゃうと、むしろ拡がりは無くなってしまう。
熱血型の主人公が個人の感情と世界の危機を秤にかけるのは別に良いんだけど、その世界が“軽い”と、相対的に主人公の思いも価値が薄くなってしまう。キャラ設定や行動がみんな捻くれたところがない王道なものなのは、それはそれで纏まってたので全然有りだったけど。
 
やっぱり総じて、先ずシステムありき、EDを見た後に残った余韻はほぼ“クリアした~”という気分だけで、感情的な何かが残るという作品ではなかった。
 
 
とか言いつつ、敵の親玉であるギアンを主役に据え、終盤で徐々に見せ始める脆さ、器の小ささを序盤から全開で見せながら物語を組み立てると『コードギアス』になるのかなあ、とか思った。

2007/02/26

『ウルトラマンメビウス』 第45話

もし、これが1時間枠の作品で尺に余裕があり、
 
メビウスが全力を出せないために被害が及んだ市民の困窮ぶりがちゃんと描かれ、徐々に非難がメビウスとGUYSに向かっていく過程をもっと丁寧に見せてくれてたら、
 
市民がただただ愚かに見えるだけじゃない説得力を持たせてくれてたら、
 
と思うと、とても残念、勿体ないと感じる内容だった。
(かといって前・後編にするほどの話ではなかったとは思うが)
 
またその市民の先頭に立って非難してた内の1人が、元『ティガ』のムナカタ副隊長(役だった俳優さん)というのが、更に切なさ倍増計画。新マンのスーツアクターだった人は、メビウスたちの助けになる役まわりだったのになあ。
 
それと折角なんだから、既に『メビウス』の中でも特別の意味を持った“ウルトラ五つの誓い”を今回こそドラマに絡めて欲しかったかも。
 
劇場版を彷彿とさせる新マンの高速・空中アクションは良かった。
あと、オレは今回登板の村石監督の人物描写に関する演出力は、上記のことがなくても以前からイマイチ信用してないので、どこまで自覚的なのかはアヤシイと思ってるけど、郷 秀樹の登場のさせ方があまり仰々しくもなく、フラリと来てフラリと去っていった感じになっていたのは、“自分たちは極力、手を貸すことはできないが、いつだって弟を見守っているんだよ”感が出ていてむしろ良く思えたんだけど、好意的に見すぎだろうか。

2007/02/26

『デルトラクエスト』 第8話

たとえば、セットデザインが梅芝五郎みたいなテイストでまとめられてるものだったりすれば、看板がめっちゃ日本語だったりしても、違和感は薄まるのかもなあ、とか。
 
いかにもバリバリなハード路線が似合いそうなキャラ、背景の中で“童話”が展開される今のギャップ感も、それはそれで楽しいけどね。

2007/02/26

『隠し剣 鬼の爪』

ちくしょう!松野太紀に全然気が付かなかった!
 
“鬼の爪”、めちゃめちゃカッコ良かった!
 
そしてこれでやっと『武士の一分』を観に行ける!
 
ところが、もう近場で上映してなかった!ちくしょう!
 
 
最近、映画館にも行けてねえなあ・・・