『天体戦士サンレッド』FIGHT.52(2期最終回)

ラストに、しみじみ系で二人のアレ系のエピソードを持ってくるのはお約束か。でも、ちゃんとした（？）ハナシをやると、ここのスタッフの演出力の地力がバレ・・・まあ、いいか。
　
だって集められるだけ集めたようなキャストの多さがまずすごかった。（兼ね役もすごいけど）
そこへもってきて、かよ子さんのお母さんの声、プロっぽくはない喋りだったけど、まわりのキャストが職業声優さんじゃない人ばかりのこの作品なれば浮くこともなく、それ以上になにか妙に真に迫るものがあったのは、あの“鍋井香里（特別出演）”って、かよ子役の鍋井まき子の、実のお母さんってこと？
エンディングの絵も使い回しかと油断させておいて、しっかり描き下ろしだ。
　
そういうところで、しっかり力を入れてるのは伝わってきたからなあ。正しく最終回になってた。
　
オレ世代だと、アニメーターの西島克彦が作画監督しているのが見られる（今回は補佐だったけど）のが貴重だなと感じてしまう番組でもあった。
　
そしてしばらくは、『ゴセイジャー』のあの博士（？）が出ると、ヴァンプ様を思い出さずにはいられない状態が続くのだろう。（でも今んとこ、なんかあんまり出番ないよね）