Archive for 4月, 2008

2008/04/25

『xxxHOLiC◆継』 第1~4話

やっと観た。まとめて観た。
やっぱいいね。座敷童が、ホントにいい。
 
っつか、この後の『To LOVEる』観てても、この作品の10分の1も“エロス”を感じないオレは、枯れてるのだろうか?
 
 

2008/04/16

キスシーンばっかり観てた

別にねらったワケではないのだが、たまたま『モノクローム・ファクター』から続けて『純情ロマンチカ』という順での録画消化をしてしまった。・・・なんか、ちょっとばかりダメージが。BLコンボは止めときゃ良かった。
 
なんか、オレがアニメを見続ける意義そのものを試されてるような感覚になったよ。業界が、一所懸命に市場を開拓しようとしてこれまでにも何度か試行はされてきたけど、今ひとつ大きなうねりとまではなってない、このジャンルへの取り組み、その何度目かの流れが今また起きてると思うのでそれは確かめておきたいと思うのだが。
 
余談だが『モノクローム・ファクター』の作画が『GR -ジャイアントロボ-』を引きずってるのが気になってしょうがない。
 
で、こっちは男子同士のチュウ。
 
 
それから、実写版『ネギま!』の最終回をやっと観る。そしたらこっちはこっちで!以前ある番組で、明日菜役の若月さらが“最終回では、世界レベルで見ても他の女優さんがちょっとやったことはないんじゃないか、と監督も言うような、凄いことを私がやります”とコメントしてたけど、こういうことか。
 
暴走させられた世界樹の魔力により、身動きが取れず固まってしまったクラスメートを、魔法をキャンセルする能力を持った明日菜がパクティオーの方法を応用して、キスによって元に戻すことになる。
 
クラスメートほぼ全員、26人との連続キス。2分以上に渡って26回分、それぞれとのチュウを見せ続けられた。明らかに、しやすそうな相手とそうでない相手がいたように見えたがな!
アニメでも第1期のOPとか第2期『ネギま!?』のラストなんかで、連続の、っていう見せ方はあって、この作品ではお約束?みたいなところだが、大きく違うのは他が飽くまで作品としては正道ともいえるネギくんと生徒さんたちのキス、だったのに対して今回は明日菜が他の生徒(加えてネギともしたけど)と、だったのと、実写であることによる生々しさ、だよなあ、やっぱり。
 
で、こっちが女子同士のチュウ。
 
 
同性同士のチュウをこれだけ短時間にいっぺんに見たことなんて、今まであったかなあ。もう、お腹いっぱいだよ!
 
余談だが最終回の最後のテロップ見るまで、せっちゃん役の人が途中で交代してたことにまるで気が付いてなかった。オレがいかに3次元に興味ないか、だな。
 
 

2008/04/14

『銀魂』 第101話

妖刀に呪われた土方のケータイが鳴ったときに
着メロでバッチリ『プリキュア』主題歌が流れて驚いた。
あれはオッケーなのか?着メロだからいいのか?
 
同じジャンプ作品の『To LOVEる』も
大っぴらにネタにされてたけど
それでも一応、ちょっとはイジってあったのになあ。
 
 
 
そういえばアニメ版『To LOVEる』も始まったっけ。
一見、遊んでるようで実際はとてもビジネスライクな
作りしちゃってない?と思ってしまうのは
この『銀魂』みたいに、上等な“遊び”を
見せてくれてる作品があるから。
 
 

2008/04/14

『RD 潜脳調査室』&『秘密』 第1話

脳みそアワー(『脳噛ネウロ』からが始まり?)、もしくは“野中 藍が空気”アワー。
 
 
<『RD 潜脳調査室』 第1話>
 
今のところ、4月新番の中では一番、好感触。
 
事前に作品の情報を全然仕入れないまま視聴に臨んだけど、なるほど、『攻殻機動隊』テイストの設定の上に『LAMPO』の絵が乗ってるわけか。馴染みやすい世界観だ。
 
上山徹郎は、オレが絵描きとして尊敬するマンガ家の1人だけど、ムッチリすぎる女子は実はあんまり好きじゃなくて、男性、それもむしろ渋いオッサンとかジッチャンなんかのデザインが、もの凄くオレの好物なのだ。そしてもちろん、それをかなりのレベルでアニメに落とし込んでるアニメーターさん達の仕事っぷりも嬉しい限りである。
 
 
好物といえば森功至の声をああいうキャラで今どき、存分に聞けるのもオレには価値がある。
 
オレは別にアレだが、川澄声のアンドロイドだらけ、などというのは、ある種の人たちにとってはまさにパラダイスなんじゃないかね!
 
 
1話の内容だけでは、まだどう転ぶかわからない。設定とか映像表現の抽象さに埋没して、メッセージが伝わりにくい作品になっちゃう可能性なんかも危惧しないでもない、んだけど、
 
古橋一浩(監督)と尾崎智美(プロップデザイン)の名前が並んでると、この前、ANIMAXでオレ内で絶賛のうちに放送終了した『シュヴァリエ』を連想する(ここでは監督とキャラデザ)。あっちも、世界観にストーリーが馴染むまで時間がかかった。だけど最終的には世界と個人をバランス良く見せつつ、それぞれにきっちりケリを付けて終わらせてくれた。あの満足感をこっちでも味わわせてくれることを、今は期待しておきたい。
 
 
 
<『秘密 -The Revelation-』 case 1 >
 
製作、マッドハウスかと思ったらムークさんがメインなんだね。『ロケットガール』のときの、煮え切らない作り方が思い出されちゃうなあ。
 
今作のこの1話も、もっと舞台設定を活かした丁寧で緻密な描写をすれば作品としての格が上げられそうなのになあ、と思ってしまう箇所がいくつもあった。
 
こういう言い方はしたくはないんだけど、『ロケットガール』での、せっかくの科学考証をドラマに活用できたとはとても言えなかったあの結果から考えると、今回のこのデキも、まったく順当と言えてしまうかもしれない。悲しいことだが。
 
あと、キャラデザが『RD』とは逆で、原作からアニメ用デザインへのコンバートが上手くいってるとは言い難いのもツラい。とくに室長がなあ・・・
 
 

2008/04/13

『うちの3姉妹』第1話とかのこと

大谷育江、かないみか、川田妙子の3姉妹ってんじゃ、パワフルすぎて確かに育てるのにむちゃむちゃエネルギー要りそうだよね!っつーか大谷のこの手のキャラってすげー久しぶりな気がするが。
 
っつーか監督が“東堂いづみ”ってことになってるんだなあ。
この名前って、東映アニメーションが原作付きじゃないアニメを作る時の著作権取得用に“東映動画(東映アニメーションの旧名)大泉スタジオ”から捩って(とうえいどうがおおいずみ)でっち上げた擬人名だよね?なのでそういうアニメオリジナル作品の時に“原作”としてテロップされることが多いという。アニメーションじゃないほうの東映の“八手三郎”や、サンライズの“矢立 肇”なんかと同類の。
 
それを原作付き作品でわざわざ“監督”としてテロップしてるのはどういう意味なんだろう。一応、(全話の?)絵コンテとメイン設定監修に『パワパフZ』監督などの石黒 育が据えられていて、そしてチーフ演出という役職もちゃんと立てられてるんだけど、それとは敢えて別個に立ててる意味って?
これが、各話担当のクリエイターに個性を自由に発揮してもらうために実質的な監督を置かない、というような理由だったら面白いところだけど、単にフラッシュアニメ作品だから、通常と製作体制がかなり違ってることの現れなのかもしれないしなあ。どっちかなあ。
 
 
で、そのフラッシュによるアニメ。
CMやNHK教育のミニ番組、短編作品をまとめて放送する形態の番組などでは既にテレビでも良く観てはきてるわけだけど、普通に1本の30分番組として、この形式で観るのは、とてもシンドイという自分である。
 
作画しなきゃいけないところはけっこうちゃんと描いてるから、それでも違和感はまだ小さいとはいえ、やっぱり“機械に中割りをさせてる”動画という部分で面白くない。ぶっちゃけ、アニメとして見てて“飽きやすい”。
(このことは、他にも、新シリーズからやっぱりフラッシュアニメになってしまった『おねがいマイメロディ』で、具体的に前シリーズと体感を比較出来るので実感している)
ノウハウが溜まってない所為もあるかもしれないけど、作画の“遊び”の部分が不自由そうに見えて仕方がないし、見てても物足りないのだ。
 
製作コスト削減の手段としての作画のデジタル化を、いち早く推し進めてきた東映アニメがここでも先鞭を付けてきたのは当然な流れだと思うけど、この方式、本腰を入れていくつもりなのだろうか?
かつて、手塚治虫がリミテッドアニメを普及させていた頃、逆にフルアニメに拘っていたのもまた東映だったんだけどなあ、という思いが頭をよぎるのは何度目だろう。
 
 
そして先に書いたように『マイメロ』もフラッシュ化。
それから、また別のところでは『デュエル・マスターズ』のアニメなんかは前シリーズからフル3DCGになった。加えてなんと『きらりん☆レボリューション』も、この第3シリーズから3DCGになってしまった。(作画形式が変わって今期、最も大きなインパクトを感じさせてくれたのは間違いなくこの番組。もちろん良くないほうの意味で)
この現状。
 
 
スタジオジブリの新作『崖の上のポニョ』では、“全編、手描きでの作画にこだわった”と宮さんは言う。
 
いつか、“テレビ作品で手描きアニメが見られるなんて、贅沢だなあ”などというような時代が来たりするのだろうか。