スフィアが夢に出てきた

　・・・出てきたのは良いが（良いのか？）ちょっと変化球気味で、どういうことかっつーとアニメ『べるぜバブ』の本編にスフィアがスフィア役として登場する、というものだった。話の中身は起きたらさっぱり忘れていたが、彼女らのアニメ用キャラデザがとにかく、偶にアニメに芸能人が（この前の『NARUTO』にも遊助が出てたっけ）本人役でゲスト出演するときなどにその人をモデルに起こされたデザインが、色んな意味でちょっと外してるなにやらヤバイ感じになってるときみたいに、いや、それどころでなく悪意すら感じるほどの、キモコワイものだったという印象が強く残っている。加えて、彼女らの声が、その絵柄に合わせてるかのようにわざと妙ちきりんな演技をしている、というものだった（例えば高垣は『クレしん』の、しんのすけ、或いは『SKET DANCE』のヤバ沢さんみたいな演技だったような）。
　そんな絵ヅラでありながらもストーリーは最終的に感動系っぽかった気がする。経緯は忘れてるが、ラストにスフィアがみんなで抱き合って泣いてて、それを背後から男鹿とベル坊が“良かったな”みたいな表情で眺めてる、というようなシーンで締め括っていたのはなんとなく憶えてる。
　そして、それを視聴しているオレは、めちゃめちゃ楽しく堪能していたようだ。
　
　寝る前に“『スフィアクラブ』で日テレ系のアニメとコラボ企画とかやれば良いのになあ”とかぼんやり考えてたのと、『べるぜバブ』ではあと寿だけ出演すればスフィアがコンプリートするのに、と、いつも思ってることが、合わさってのこのザマだったかもしれない。
　っつかオレはスフィアが好きなのか、ちょっと冷めた目で見てるのか、自分でも判断がつかない有様である。