Archive for 7月, 2007

2007/07/26

『ななついろ★ドロップス』 第4話

アスパラさんの正体をあっさり看破しちゃう撫子ちゃん、おいしい位置にいるキャラだ。
 
 
だがそこを抜かせば、
 
 ライバルに課題を出される → 頑張ってクリア、良かった良かった
 
ってだけというのが素直すぎて物足りない内容。すももの健気な頑張りっぷりとか純粋な思いの強さとかだけで見せようというのか。
 
長年染みついてる“水に対する恐怖”を一日で克服しちゃうというのは魔法の才能とも関係無いし、いかにも御都合的でもあるので、何かそれとは違う、逃げにはならない別の形での勇気を示して、当然、教わったのとは違うが、水の中に入る(もしくは入らずとも取れる)という目的には適う別の呪文を使えるようになるとか、
 
今回は“取らせてもらった”星のしずくなんだから、取った後はアスパラさんに、自分の成長を促してもらったことを感謝しつつ渡す、とかやってくれたほうが、オレ的には好みかも。
とにかく、何かもうひとサジ、欲しかったなあ。
 
 
ラスト、どんどん変わっていくすももに戸惑いを覚える石蕗のモノローグ。
ああ、そっちへ振るんだ。
これは、この場の雰囲気作りの為だけに入れたセリフじゃなくて、これから、すももに、性急過ぎる成長による“歪み”みたいなものが生じてくる、みたいな展開が待っていることの予告、と受け取って良いんだよね?
 
 

2007/07/22

『はぴはぴクローバー』 第3・4話

旅うさぎさんがスナフキンすぎる。メッセージだけ残して、旅立つ姿は見せずに行ってしまうのとかあまりにも。そこへ子安武人というキャスティングは狙ってるとしか考えられない。
 
“帰る場所がないから旅をするしかないんだ”という切ない旅うさぎさんだが、彼の故郷だった森、あの木々を伐採してしまったのは人間の仕業?この世界にはしっかり人間の存在があるの?そこは深く気にしないほうがいいんだろうか。
 
 
ところでこの作品名を『はぴクロ』と略すと、他の作品を連想しがちだなあ、とは思ったが、実際にごっちゃにしちゃう人がいるなんて。
 
 

2007/07/22

『銀魂』 第65話

『ケロロ』に続いてここでも『電王』ネタってどんだけ好きなんだよサンライズ。いや、レギュラーキャストにリュウタロスがいるからってほうのが大きかったのか。“やっちゃった”ってカンジだ。でもそんなことだと、てらそままさきや遊佐浩二がレギュラーやってる作品が気になってくるじゃないか。
 
それにしても、『ゲキレンジャー』のメインライターが脚本の回で『電王』ネタってのが面白いというかなんというか。
 
 

2007/07/22

『DARKER THAN BLACK』 第十四話

遅れて観てる。
 
ドールも、きっかけ次第では感情が呼び起こされることがある、ことにしてしまうなんてのは下手すりゃこの作品の世界観自体を安っぽくすることにもなりかねないし、感情がないはずのキャラがそれを見せることで感動を誘うなんて、なんともあざとすぎる手法じゃないか!しかも女の子キャラで!またそのインの想い出ってのが、どんだけベタな切ない内容だよ!という気分が続いてたわけだが
 
全てが終わって、これで良かったんだな、と問うヘイに向かって、口許をモゴモゴさせてるかと思ったら、上手くいかずに、キコにやってもらったように指で頬をムリに上げて、キコに教わった“笑顔”を作る、というラストを見てるときには、ああ、もうここまでベタで通してくれるなら、素直に良かったと言っておくよオレは、という気分になっていた。弱い。
 
それにしてもあのラストカットは、本編だけで見ると、まとまりは良いにしてもいかにもちょっとアッサリ気味なのは、その後に控えるエンディングを計算に入れてのことか。いつもと同じエンディングのインの絵も、今回は本編を締め括る役割を持たされていたように見える。
 
 
関係ないけど、福圓美里の予告ナレ職人っぷりは、この作品も『おお振り』でも良い仕事してると思うなあ。
 
 

2007/07/16

『ハヤテのごとく!』 第16話

『負けるな!魔剣道』のOVAなんて観たことありません。
 
 
旋風脚コマンド、“した、ななめひだり、ひだり”ってよりも
“214”とかのが言いやすくて良かったんじゃね?
 
 
いやそんなことよりアイキャッチが4回も入ったかと思ったらなにあのBパート(Cパート?)!ミニコーナー連発。ちょっと前の『ビックリマン』の“温泉編”のご~と~く~。
 
クラウスのモノマネ、小山力也(ジャック=バウアー)・玄田哲章(コンボイ)・大塚明夫(日曜洋画劇場)・若本規夫(すべらない話)・・・
っつーか『トランスフォーマー』では違う役やってただろ。三宅健太は『瀬戸の花嫁』でもアドリブが一番激しいそうだし、段々、自分のポジションを確立しつつあるね。
 
『電王』ネタは『ケロロ軍曹』でもやってたなあ。
ひょっとして業界ウケがいいのか?
 
で、各コーナー全て“次回をお楽しみに”のヒキなんだけど、次回あんの?
 
 
今回の予告のラストフレーズ“臆さぬならば、かかってこい!”は、やっぱりヒナギクに言ってほしかったと思うのが人情。