「わっちがな・・・ぬしに惚れたら困りんす」
というホロのセリフの後にロレンスと2人で顔を赤らめるシーン。
ここを瞬間的にどう受け止めるかで、この作品への理解度が試されるところであり
最後まで面倒くさい作品だと思わされてしまうところだったなあ。
『狼と香辛料II』最終回
『化物語』
一週遅れで消化中。
撫子バージョンのOPで一番感動するのは、
撫子と暦、2人で正面歩きのツーショットカットで、暦は普通に上下する歩きだけど撫子のほうはその上下動が無い、ってところだ。
“分かってる”人の画作りだなあと思う。
この作品は、そういう仕込みがたくさん散りばめられていて、それに気付いていかないといけないのが観ててけっこう体力がいるところなんだけど、
その仕込みに気付かないと、このエピソードなんて、ただ作画が間に合ってないだけの半端な映像としか思われなかったりするよな。
『蒼天航路』
芦田豊雄版『北斗の拳』が度々思い起こされてしまうこの作品で、元カナメプロの影山楙倫がコンテを切ってたりすると、『北斗の拳』ではカナメの担当回が異彩を放つ作画を見せてくれてたことを連想してしまい、
ああ、また、いのまたむつみや石田敦子がアニメを手がけてくんねえかなあ
まだまだ現役の梅津泰臣が入ったらどんだけ濃い絵になるだろう
森本晃司はもうこっち路線はムリかなあ
キクチミチタカはイラネ
・・・とか考えちゃうよね。
『NARUTO』の影山さん回では、こんなこと思わないんだけど。
『BLEACH』
いかん、灰猫と飛梅の漫才がちょっと楽しくなってきてしまった。
それにしても、いかに人間体で初めて会う斬魄刀だといっても、一護は相手の正体に気付かなさすぎじゃないか?チビ梅、いや飛梅はまだしも、持ち主との付き合いも長い灰猫なんかはパッと見で見当がついてもおかしくないように思うし、氷輪丸のほうなんて、あの技くらった後でまで分かってなかった風だったのはどうなのよ。
氷輪丸の場合は、その後で登場する日番谷に正体を告げる役割をさせなきゃいけなかったから、っていうシナリオ上の“都合”も見えちゃったのが、またイヤだったかも。
予告からオマケコーナーまでの京楽隊長のボケコンボは吹いた。
『ケロロ軍曹』
1本目。
目をつむれば、そこに広がるのは『あたしンち』の映像。同じオバチャン声にしても渡辺久美子なら別のタイプもできるはずなので、この演技は狙い、だよね?そして、ここでこそケロロ父にからんできてほしかったなあ、と残念がるオレがいる。
2本目。
兜甲児、剣鉄也、草間大作。
ラウンドバーニアン、「ま゛!」、ヘビーメタルに、えーと、太陽の使者?
77話も放っておかれたグレートケロンは、よく狐に盗まれなかったものだ。(『ホッタラケの島』?)
だがオレ的に、なにより気に止まったのは、この作品の初代監督である山本裕介が、復帰してこんなコンテ切ってるってことだったけど。