あの震災の心的外傷は、今も全然、癒えていないんだというのを、こんな形で見せつけられるとは。
MMOのようにゲーム内に入り込んだ上で見る景色というのは、身に迫りかたが、映像作品を見ているのとはレベル違いなんだな。分かっていたようでまだ認識が甘かったかもしれない。
そして、集団パニックや根拠のない流言飛語が容易に起こりうるリアルさに鳥肌が立った。
不特定多数の相手へ向けたイベントを仕掛けることの難しさは痛感されてしまっただろうが、これに過剰に萎縮せず、主催者がプレイヤーを楽しませようとした想いは、なにか別の形であれ報われてほしい。
ストグラ ゲーム内イベント中止騒動
Voice of Cardsのこと
オレは『Voice of Cards』ってのはゲームの体に乗せただけの、(安元洋貴の)イケボを堪能するボイスドラマだと捉えたので、
これに対してやれ、
テンポが悪い、だの、
ボリュームが少ない、だの、
見た目をちょっと変えただけで中身は普通の古めかしいRPG、だの、
低コスト・短期間の製作で効率良く稼ぎたいだけのソフト、だの、
(UIが良くない、はちょっとだけ賛成)
という批判は見当違いも甚だしく見えた。
遊んだ人が改善してほしいとして挙げてくる箇所も、別に”ゲーム”としての完成度を求めてない視点からすると、どうでもいいところが多いだけでなく、そこ直しちゃったら、あのお声を堪能する時間が削られちまうやろがい!お前らドラマなんかでも勝手につまらんところと解釈して途中すっとばしたり倍速とかでしか楽しめない連中かい!とさえ感じるものがあった。
Voice of Cardsシリーズ(!)の第2弾が発表され、今度は速水奨がフィーチャーされると知って、オレの受け止め方を後押しされてるような気分に勝手になった。
半端な改良
この前のアップデートで、セイレーン作戦にデイリー作戦を一括受注できる機能を追加してくれて、それ自体は拠点巡りの手間がなくなってありがたくないわけではないんだが、それによって各拠点で入港したときの”任務”ボタンがまったく意味がないまま残るのは、とてもダサい。後付けによるデザインのちぐはぐ感。そしてセイレーン作戦そのものの重さには付け焼き刃程度でしかない。ダサい。やっぱ企画者ダサい。
正義の味方
知人の方々が正統、とか真っ正直、とか評する筑紫さんが、自分の姿勢やメディアの在り方の理想にしていた形というのは、今、アニメ『鉄のラインバレル』が象徴的に語ろうとしている“正義”ってやつとけっこう近くない?そうでもない?
とか追悼番組を観ながら考えてた火曜の夜。
(“いいさいばん”な画像と本文とはちょっとしか関係ありません)