Archive for 11月, 2007

2007/11/30

『MAGISTER NEGI MAGI 魔法先生ネギま!』 9時限目

バカがバカなりに頑張るバカレンジャースペシャルの巻。
オープニング&エンディングも、曲も含めて戦隊モノ風に。本編には一切出ないイノシシ風怪人&戦闘員の衣裳はどっかからの借り物か?怪人の、イノシシ頭とそれ以外の服のパーツは全く別のものを組み合わせたっぽかったなあ。バカレンジャーのコスチュームはさすがにちゃんと作ったっぽいけど。
 
 
“イエローはカレー好きというイメージがあるが実際の戦隊シリーズでは1代目、2代目とパンサーだけしかそうではない”という情報を仕込むあたりは荒川稔久の脚本らしいじゃないか、オープニングのバカレンジャーのテーマソングもお約束のように荒川さんの作詞だったしね!と思ったら今回の本は林 壮太郎のほうだったよトホホ。前の日の『脳噛ネウロ』も書いてたな。
 
カレー好きイメージが広まってる謎については・・・
バカレンジャーのキメポーズも『サンバルカン』あたりの影響下にあったし・・・
理事長に食らわせた必殺技も『ゴレンジャー』だったわけだし・・・
まあ、そういうことだと思う。
 
 
そして次回、やっと、長谷川静香が演じるところの春日美空がメインですか?やっと!
(っつか、これまでが存在感まるで無さ過ぎ!)
 
 

2007/11/28

『仮面ライダー電王』 第42話

翔子ちゃんから侑斗の記憶が全く無くなった後での、すれ違う2人のシーンが切なすぎる。
 
今回は寂しいばっかりの結末になっちゃったけど、ただ、過去に行ったゼロノスが戦ってるところを、過去の翔子ちゃんがジッと見つめていたのは妙に意味ありげだったような気がしたが、考えすぎかなあ。
 
変身前の侑斗の姿は過去では見せてないから記憶にはもう無いとしても、実はゼロノスの姿は憶えていて、もう一度、ゼロノスを見てこれを思い出し、そして変身を解いた侑斗とも改めて知り合う、なんてところまでを、ちょっとでも良いから、今後の回で見せてくれると良いのになあ、とか考えてしまう。
 
“想い出アップデート”というサブタイトル、(“アップデート”に“デート”をかけてるのを含めて)予告で見たときから良いタイトルだと思ってたけど、これをもっと意味あるものにしてほしいという願望も込めて。
 
順番としては、過去での場面のほうが後から加わってる記憶ということで、残ってる可能性はあっても良いわけだし、現在よりも過去の記憶のほうが後から加わる、というのは、この作品ならではの面白さも感じられるところだとも思う。まさしく“想い出”が“アップデート”されたということになるのでは。
 
 
 
ゼロノスの“バスターノヴァ”と電王の“電車斬り”の同時攻撃もエラいことされてるなあ、と思ったが、その後、更に全ライナーの合体攻撃って、どこまで完全殲滅だよ!と今回のイマジンにちょっと憐れみを感じたさ。
っつか、イマジンに乗っ取られた線路がウネウネしながらヤマタノオロチみたいになるあたりから倒されるまでの映像のスピード感とか迫力はかなりのもんだったけど、今作では今回が最後の登板だという監督・石田秀範が咲かせた、最後の一華ってところか。
 
 

2007/11/25

『アイドル雀士スーチーパイIV』

ちょっと前、『名探偵コナン』のデジタルリマスター版での再放送で、オレが昔好きだった声優、高橋美紀がゲスト出演している回が放送された。
この人の声、今は全然聞けなくなっちゃったなあ、と考えてるときにふと、そういえばつい最近PS2で『スーチーパイ』(インチキ麻雀ゲーム)の久しぶりの新作が発売されてたはず、あれには多分、出演してるはずだなあ、と思い至り、それから気にしてたのだが、そんなとき、ある個人サイトでたまたま、というかまるで呼ばれたかのようにその『スーチーパイIV』の記事を目にした。そして、お約束のようにそこに貼り付けてあったamazonのアフィリエイトを様子見程度の気分でクリックしてみたら、そこそこお手頃価格で売っていたので、つい“ショッピングカートに入れ”てしまった。それも限定版だよ!
 
 
2日後に届いた。早速プレイ。
ストーリーモードを始めると、いきなり高橋美紀のキャラ“水野佑紀”がバンバン喋ってくれたのが嬉しい。主題歌の作詞なんかもしてるのか。
 
でも、彼女への反応だけじゃ済まなかった。
 
自分は多分、『III』には手を付けなかったはず(最近出た携帯ゲーム機版の『III Remix』も未プレイ)だが、その前までの作品はそこそこプレイしていたのは確かだ。
 
そうではあったが、旧作から続けて出ている他のキャラに対しても、そいつが喋った瞬間、昔プレイしていた頃の気分が鮮明に蘇ってきたのには、自分でもけっこう驚いた。そんなに刷り込まれてたとは自覚してなかったよ。
っつーか約8年ぶり(自分自身が聞くのはそれ以上に間が空いてることになる)に持ちキャラを演じた声優さんたちが割とトンガった個性ばかりのキャラの演技をほとんど変わりなく演じてくれてることに震えた。
 
8年ぶりの新作ということで、主人公が代替わりしているのを初め当然のように新キャラが多数登場していて、声優も新しめの人が参入、さしずめ、新旧萌え声優対決、といった様相を呈しているが
 
その中にあっても最ロリキャラ声優の座を譲らない、こおろぎさとみには畏敬の念を禁じ得ない。0歳から1112歳までをカバーするその声力は未だハンパねえ!
 
 
そして、新キャラ組の声優さんたちのどれだけが、10年近く経ってから同じような感動を覚えさせてくれるだろうか、などと考えたりするのだ。
 
 

2007/11/25

『ヤレデキ!世界大挑戦』

“世界で人気の日本アニメ 間違い探しスペシャル”。
 
そんなお題目だったけど、各国の文化に合わせた映像改変については別に今さら面白いと思えるものは無し。っつかそれを“間違い”っていうのか。
 
インドネシア版『クレヨンしんちゃん』の、しんのすけの声の、矢島にクリソツっぷりはスタジオ出演者同様、オレもちょっと感心しちゃったけど。
 
それよりも『ドラゴンボール』の主題歌ライブ、とかいって出てきたのが高橋洋樹で『摩訶不思議アドベンチャー!』を歌ってくれたのは、ちょっと意外で観られて良かったかも。
大体、いつも呼ばれるのは影山ヒロノブで歌は『CHA-LA HEAD CHA-LA』ってパターンが多いので。
高橋さんが歌ってるところを見るのって、ひょっとして初めてかもしれない。今は建築関係の仕事をされてるというプチ情報はちょっと切なかったけどな。
 
日本のアニメでも“間違い”があるよ、という括りで『ドラゴンボール』に“アラレちゃん”が出てるのを口火として、『小公女セーラ』のモブに『ルパン三世』の“銭形警部”、というのに続いて『ど根性ガエル』に“次元大介”っぽいやつが映ってるところが紹介されたわけだけど、その直ぐ後にいた“さるとびエッちゃん”は完璧スルーで悲しみを感じた。
スタッフ、出演者一同、誰も“エッちゃん”を知らないということなんだね。しょこたんも含めて。
 
中国(台湾?)製の実写版『ドラえもん』をビックリ映像的にやたらプッシュしてたけど・・・日本のバラエティでもありそうな、ただのコント映像じゃん。明らかに笑いを取りにいってる体じゃん。アレに、四次元ポケットやのび太の服を身体に直接描いてるのとかありえない、とか真面目にツッコむのは不毛だなあ。それこそ“間違い”じゃね?
 
ハリウッド版『北斗の拳』は良いんだけど、ほぼその紹介の為だけに呼ばれただろう神谷 明は無駄遣いすぎた気が。
 
そして、どうせその手を紹介するなら、せっかく野沢雅子を呼んで“悟空”に進行役やってもらってるんだから、ここのコーナーでこそむしろ、最近、ハリウッドでの実写版の情報がボチボチ出始めてる『ドラゴンボール』の、台湾製実写版を見せても良かったんじゃないかと思った。そこのチョイスが“間違い”だと思った。
 
 

2007/11/24

『しゃばけ』

キャストの中に
“成田紗矢香”の名があった気が・・・
 
一太郎役の手越くんも悪くなかったけど、早乙女太一の鈴彦姫役のハマり具合はヤバいといえるくらいのレベルだった。さすが“流し目王子”。先だって放送されたこれの紹介特番でVFXチームが、彼の演技にはかなり助けられた、とコメントしていたのがなんとなく分かる。この世ならざるものの雰囲気が特殊効果を足す前の段階で既に出来てたんじゃなかろうか。
 
岩田さゆりには、未だに『地獄少女』のイメージが残ってるので、どうせならアヤカシ組のほうに入っててほしかったかもよ。
 
どこから見ても善人とか
悲劇を生むための報われない人とか
悪いことさせるための悪人とかを使ってない、
その割にはちゃんと時代劇的な人情話に仕立ててたのは好感触。
 
『百鬼夜行抄』に近い匂いも少しあったかも。